【10/10更新】精興社書体が好きだ。若い頃、ちくま日本文学全集に挑んだ際、開眼した。山崎文庫の日誌2021年10月

東京・赤坂(港区)で営業するバー「山崎文庫」。その店主である、山崎耕史氏によるFacebookの投稿をまとめた。文章と写真は、山崎氏の許可を得て転載している。当記事の内容は山崎氏個人の見解である。(編集部)

10/4(月)
大学時代から27年、初沢君と対立してきたことがある。剛毛がいいかパイパンがいいか、だ。初沢君は前者、私は後者である。最近は脱毛が普及して、後者が主流派となった。さて、この度、少数派となった初沢君も楽しめる、写真家舞山秀一さんのカッコいいヌード写真展を開催致します。
10.4(月)〜10.23(土)皆様、お待ちしてまーす!

10/8(金)
剛毛派の初沢君対パイパン派の私、先日の投稿に意外と反響があった。剛毛は男性支配への抵抗であり、剃毛は男性支配への屈服である。前者は不衛生で後者は衛生的である。前者は進化に忠実であり、後者は反進化的である。(進化の過程で体毛は消失した。が、陰毛は残った。陰毛の汗腺からはフェロモンがでている仮説)等々。
まあいずれにせよ、初沢君は剛毛にしか、私はパイパンにしか欲情しないのだから仕方がない。いや、はたまた認識の変容が性的嗜好を変化させるのか?初沢君がパイパン派に、私が剛毛派に改宗できるのか?
なーんてくだらない金曜放言でした!さあ、今夜も舞山さんのパイパン写真見ながら呑むぞー!
皆さま、舞山秀一さんのヌード写真展開催中(10.4〜10.23)です。お待ちしてます。

10/9(土)
精興社書体が好きだ。若い頃、ちくま日本文学全集に挑んだ際、開眼した。退屈な上林暁集を三段組で読んだ時だ。あのしなやかで滑らかな、凛とした書体でなければ到底読み通せなかった。書体なんかどうでもいい、本は中身が大事だ、という意見もわかる。が、どうしてもこの本は精興社で読みたい。精興社書体でこそ味わい深い、そんな本が幾つかある。池内紀訳のシュニッツラー『夢小説・闇への逃走』とか『ノルウェイの森』とか。なかでも私が一番文庫化されて失望したのはこれだ。単行本は精興社なのに、文庫では別の印刷会社である。私にとって永遠のアイドル、柄谷行人『探究Ⅱ』Amazonで古本買って平積みしてみました‼️今夜はこれ読みながら呑むぞー‼️

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