山崎文庫の日誌 2021年1月

東京・赤坂(港区)で営業するバー「山崎文庫」。その店主である、山崎耕史氏によるFacebookの投稿をまとめた。文章と写真は、山崎氏の許可を得て転載している。当記事の内容は山崎氏個人の見解である。(編集部)

1/3(日)
新年早々早朝6時、トイレが詰まった。焦った。ネットで調べ、水のトラブル110番に電話した。1時間ほどで若くて明るい小太りの兄ちゃんが来てくれた。ホームページには2000円からと書いてあった。が、着くなり、これは二人がかりになるかも、そうしたら概算8万くらいになる、現金なら気持ち値引きしますよ、とのこと。おー、高いなと思ったが年少の男に舐められても、と即座に現金で払います、と答えた。すると、兄ちゃんはニコニコして、なんか流しましたかー、と聞いてきた。酔っ払ってしじみの味噌汁の飲み残しをトイレに流した、と告白した。すると、なーんだなら36300円で大丈夫です、とのこと。おー、助かった、と心の中で安堵した。兄ちゃんは何やら噴射機のようなもので、ガチャガチャやって、2分ほどで詰まりを解消してくれた。今年はコロナで帰省がないから超忙しいっす、と最初から最後まで上機嫌だった。飛び跳ねるようにして次の現場に向かった。新年早々早朝から他人の糞尿にまみれて、人助けする、8万でも高いとは言えないだろう。それにしても気持ちのいい兄ちゃんであった。もうしじみ汁は流さないつもりだが、今度また詰まらせたら彼に電話しようと思う。
皆様、明けましておめでとうございます。新年早々マヌケな私ですが、本年も宜しくお願い申し上げます。
明日から初沢克利さんの写真展開催します。写真集「パリ左岸 深夜の客」(立案舎)文庫でも好評販売中です。
また御子息初沢亜利さんは馬喰町のギャラリールーニーで写真展を開催されます。
2021年01月12日 ~ 2021年01月24日
開館時間
12:00から19:00まで
月曜休館
最終日は16:00まで
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館 4F
電話: 03-6661-2276
こちらも宜しくお願い申し上げます
写真は年明け一人で食べた年明けそば、
千駄ヶ谷ホープ軒でした!

1/5(火)
コロナ禍であれ、人間の恋愛や性欲は制限できない。近年はネットで男女が知り合うのも自然となった。恋して燃え上がる男女、あるいは売買春をする者達は、互いにあなたコロナですか、エイズですか?検査して陰性を示してください、なーんてことはしないだろう。そんなことしたら、勃つものも勃たない。白けてご破産だ。だからと言って、彼らにプラトニックラブを期待するのも非現実的である。
ディープキスして、フェラして、クンニして、挿入して(ゴムの場合もあり、破れる場合もあり)アナル舐めして(しない場合もあり)と超絶濃厚接触に至るのは必定である。そして、他人に誰とやった、売買春した、と触れ回る者達は少ない。だから感染経路不明が大半なのは仕方がないではないか!それにもかかわらず、飲食店が感染拡大の元凶だと騒ぎ、時短要請するとは愚策の極みでる。恋する男女に超絶濃厚接触しないでくれ、と要請するのは酷である。しかし、ネット利用しての非合法売買春、合法的性風俗産業にディープキス、生フェラ、クンニ、生本番の回避、やるならせめて粘膜接触のない、手コキ、足コキ、パイズリ、ゴム素股に限定してくれと要請してもいいのではないか!
まったく納得のいかない緊急事態宣言である。いやまてよ、男と女の恋愛は飲食店ではじまったり、深まったり、こじれたり、冷めたりするのか!文庫で愛を深めて結婚されたお客様もいらしたな!もしそうならば、、、、
なーんて酔っ払いの火曜放言でした。
皆様、初沢克利さんの素敵な写真展開催しております。店内、煙草も吸い放題です。ぜひお待ちしております。

1/7(木)
各社世論調査をみると、日本国民の7割が緊急事態宣言発出に賛成している。反対する著名人、知識人らも補償が十分なら賛成する。罰則なしなら賛成する。効果があるなら賛成する。(合法非合法問わず性風俗産業は野放し)要するに対コロナ国家総力戦体制が成立している。
感染経路も大半不明、かかっても大抵無症状、致死率も欧米よりはるかに低く、超過死亡もマイナスなのに、だ。第一次宣言の時も同じだ。世論が安倍総理に発出を迫った。その効果の検証もせず、ゴートゥーキャンペーンや入国制限緩和に踏み切った。これも世論が支持した。今日、感染者が増大すると、その反省もなく、いきなり飲食店が元凶であった(根拠も薄弱)と宣言再発出だ。やれ安倍が悪い、小池が悪い、菅が悪い、マスコミが悪い、専門家会議が悪い、医師会が悪い、ふざけるな!一番悪いのは、あまりに非科学的かつ被虐的な、節操のないバカ世論である。そもそも恐れねばならぬ緊急事態はもっと無数にあるではないか!飲食業界だけでなく、日本人全体にとって宣言が大損失であることは間違いない。まさに宣言は無謀極まる自爆テロである。打倒鬼畜コロナ、進め、一億火の玉だ、というわけだ。さすが土人の国である。まあそんな国に生まれたのだから仕方がない。というわけで今夜も絶望して呑んでまーす。
皆様、初沢克利さんの写真展「パリ 左岸・深夜の客」をぜひご覧ください。
1月30日土曜日まで通常通り開催しております。見学は無料です。写真集も販売しております。
宣言なんぞ糞食らえ!良識ある日本人がいることを信じて、時短要請を全面拒否します。小池知事よ、はやく名前を公表してくれ!

1/9(土)
かつて南青山、初沢邸の一階に、初沢スタジオがあった。そこは初沢亜利君の御父上(初沢克利氏)の書斎も兼ねていた。私も何度かお邪魔したことがある。デスクの背後に巨大な本棚が鎮座していた。サルトル、ロラン・バルト、ドゥルーズ、金井美恵子、蓮實重彦等々、ハイカルチャーな書物がずらりと並んでいた。畏敬と羨望の念を抱いた。私の父の書棚は通俗極まる雑本駄本だらけだったからだ。しかし、どうしてこの御父上の息子が本を読まないのか、と訝しんだものである。
御母堂様(三田文学会会員の詩人)のお葬式もそのスタジオで行われた。私も参列した。その香典返しが洒落ていた。御母堂様の詩集だったのである。その時もまたどうして息子は本を読まないのか、と訝しんだものである。
しかし、本を読まない息子は両親を敬愛していた。よって、その文化的に恵まれた環境において、耳学問、肌感覚で様々なものを吸収し、今日の叡智や美意識を形成してきたのではないか。
あれ、なんか綺麗事すぎたか、初沢君を褒めすぎたか⁉️
皆様、現在、初沢克利さんの写真展(写真集「パリ左岸・深夜の客」発売記念)開催しております。
緊急事態宣言下でも通常営業、午後8時をすぎても深夜まで酒類を提供致しております。お待ちしておりまーす!
2021年1月4日から1月30日
日曜定休
17時から深夜まで
BAR山崎文庫
港区赤坂6-13-6赤坂キャステール102
0355449727
また初沢君は
ルーニー247にて
写真展「東京コロナ禍2020」を開催します。
2021.01.12(TUE)- 2021.01.24(SUN)
12:00-19:00(月曜休廊・最終日16:00まで)
〒103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館4F
TEL & FAX
03-6661-2276


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〒107-0052
東京都港区赤坂6-13-6 赤坂キャステール
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