NightwingsのロゴとFacebookページができました。編集Sの日誌 2020年11月

11/1(日)
会社の仕事やら自発的にやってる原稿やら引き受けた調査やら新バンドの諸々やらと、やることが死ぬほどあって、ありがたいことこの上なし!
最近、妻が子どもの相手を引き受けてくれた休日には、図書館で作業をするのにハマっています。
スタバより環境良いですよ。何せ、無料のドリンクバー(水)があるからな!
受験勉強や論文執筆っぽいことをしてる人たちに囲まれていると、「この子らは金ももらわんとこんなに頑張っている! 俺は金をもらっている(予定も含む)のだから、もっと嬉々として頑張れるはず!」と、自分を鼓舞できます。
それでも就寝中は歯ぎしりしてしまいますね。あ、顎関節症用のマウスピース作りましたよ。よくつけ忘れて寝てしまいます。

ツイッターで「#いいねの数だけ好きなギターソロを語る」をつけてツイートしたら、6件の「いいね」を頂戴した。
そのまとめ。

1. Judas Priest / Rock Hard Ride Free
重金属の荘厳な煌めきをもつ音色で奏でられる、荒々しくも美しいメロディ。左右ギターのバトルから、イントロで聴かせておいたツインリードに戻る箇所は、サウンドの背後に後光がさしているような神々しさ。まさにメタルゴッドの仕事。

2. Black Sabbath / N.I.B.
ギターソロは一番目立つパートではあるが、あくまでドラムとベースというバンドサウンドの「幹」から茂る、枝や葉のような付属物だ。リズム隊のブレイクを挟みながら展開し、百花繚乱の3連アルペジオに雪崩れ込む同曲を聴くと、それをしみじみと感じる。

3. The Michael Schenker Group / Looking For Love
「官能のチョーキング」という定型句があるが、彼のためにあるような言葉。主題のフレーズを納豆のようにこねくり回し、上へ下へと感情を揺さぶる様に、聴く度に体中の穴という穴がかっ開き、体液垂れ流し状態になる程の悶絶感動。

4. In Flames / Artifacts Of The Black Rain
メロデスというジャンル、詳しくないがこの曲が入ってるアルバムは突出して好き。スウェデスの流れで聴ける音だからか。泣きのメロディセンスが意外と都会派っぽくて、夜に輝くネオンの煌めきのように胸を焦がす。

5. Alcatrazz / Island In The Sun
インギーのギターソロのなかではこれが一番好き。しっかり構築されたとみられるドラマティックな展開と、切なくなるような甘いタッチが素敵。

6. Guns N’ Roses / Don’t Damn Me
中学時代のロック聴き始めの頃にむさぼるように聴いていた。ブレイクからメインのリフを崩したフレーズでソロに突入するところが好きで、しばしば頭出し。よくわからないけど「これこそがロックンロール!」と大興奮。

11/7(土)
2019年3月頃、Outbreak RiotのHiroki Hamashima氏、Branded EvilほかのJoe君と新バンドNightwingsを結成しました。
そのFacebookページができたので、お知らせいたします。「いいね!」して頂けましたら幸いです。
音楽性はバンド側からはとくに定義しませんが、「Tokyo Midnight Rockers」を名乗ろうかと。
メンバー3人中、東京住みは今や1人しかいませんし、3人とも本籍は東京ではないですが、「東京ディズニーランド」的なノリです。
コロナ禍でライブは自粛しつつ、スタジオで曲作りを精力的に行ってきました。
9月にレコーディングを終えており、第1弾音源に関するアナウンスも近々できそうです。
よろしくお願いいたします。
Facebookページはこちら

11/8(日)
ブックブック狭山書店で、「TOO NEGATIVE」創刊号(吐夢書房)入手。
創刊号から第4号まで揃っていた。俺のせいで歯抜けになってしまったな……。
結婚を機に古本を集めることからは足を洗ったつもりだったが、最近また熱が上がっている。
(妻からは、娘が物心つく前にこういう本を部屋から撤去しないと離婚すると脅されている)
学生時代は、「読書」といえばこういう本か純文学だったから、「どんな本を読むの」と訊かれるといつも困っていた。
最近は読書の幅が広がったから、相手に合わせて「石田衣良」「澁澤龍彦」「ノンフィクション」などと答えるしたたかさを身につけたけれども。

11/11(水)
画家・麻生知子さんが11月15日、福音館書店から新刊絵本『こたつ』を上梓されます。
すでに同社から『うえからみたり よこからみたり』(「こどものとも年少版」)を出されており、
物体や生活風景を真横や真上から見たときの面白みを伝えるユニークな絵本なのですが、
その「こたつ」特化版ということのようです。
麻生さんは幼なじみ(♂)のお姉様でして、ご実家にお邪魔したことが何度もあります(というか、現在も庭に車や自転車を停めさせて頂いたりしてお世話になってます・笑)。
個人的に、生活感溢れる作風が麻生さんの魅力だと思っているのですが、
インスピレーションの源泉はよく遊びに行った「あのお茶の間」にあるのでは……と、作品を拝見しながらニヤニヤしてしまうこともしばしばです。
今回の『こたつ』は、ある家族の大晦日の1日を定点観測したものとのことですので、
これからの季節にぴったりの1冊です。
ぜひチェックしてみてください!(私も買います)
ちなみにその幼なじみとは、かつて私が特殊漫画「メルヘンランド」を合作した人物でもあります。
詳しくはこちら

11/21(土)
最近は当メディアの更新がめっきり「日誌」シリーズばかりになって、ウェブマガジンというかただのブログの集合住宅のようである。
当初はアンダーグラウンドなメタル/ハードコア界隈のニュースを拾ってはどんどん発信していきたいと意気込んでいたが、なかなか筆が動かない。
言い訳をさせてもらうと、①会社の仕事、②育児・家事、③執筆活動、④バンド活動、までやってなお残った気力をこの⑤メディアに向けているのである。
普通の人間は①と②で精一杯だと思う。①と②をやりながら、③と④のどちらか一方をやっている人間はいるが、両方やれる人間はかなり少ないだろう。そのうえに⑤である(さらにいうと、最近格闘技を始め、週1のスパーリングでボコボコにされている)。細々と「日誌」シリーズを更新しているだけでもあっぱれだと、自分を褒めたい。
といってもその「日誌」も、私のページではSNS投稿のまとめばかりになっており、書き下ろしが少ないのが心苦しいところではある。まぁ、俺と加藤の手弁当で運営し、スポンサーもいない非営利のメディアだから、誰にはばかることもないんだけどね。
もう少しコンテンツを増やしたい気持ちはあるけど、時間も人手も足りないんだよ! って、昔の「ペキンパー」編集長と同じようなこと言っとるな。

11/27(金)
肩まであった髪を耳ぐらいの長さに切ってすっきり。
ヘアカタログを見て美容師さんに「こんな感じで」と見せるときも、
「でも僕は薄毛なんでテッペンがこうならないことはわかってますよ! ハハハーッ!」と一言添える気遣いを忘れない。
が、「あ、いえいえそんな……大丈夫ですよ!」(何が?)と謎の気遣いをされてしまう。

懐の深いふりしてハゲをこっちから話題にしていくのは、
逆にハラスメントなんじゃないかと思い始めた34の夜。

■先月

語弊を恐れずにいえば、ガーリー版友川かずきとでも形容したくなる凄味を感じました。編集Sの日誌 2020年10月

■次月

岐阜で生まれ育った親父はとことん海に縁のない人生だった。編集Sの日誌 2020年12月

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