東京・赤坂(港区)で営業するバー「山崎文庫」。その店主である、山崎耕史氏によるFacebookの投稿をまとめた。文章と写真は、山崎氏の許可を得て転載している。当記事の内容は山崎氏個人の見解である。(編集部)
10/6(木)
北朝鮮からミサイルが飛んでくると大騒ぎだ。北の脅威を煽り、米帝に助けてください、とすがる。醜悪極まりない。情けないにもほどがあるわ。稲田某は反撃能力を持て、有本某は日本海側に弾道ミサイルを並べて憲法改正せよ、とほざいた!米帝軍産複合体の思う壺である。
我々の本来あるべき姿はこうだ。
朝鮮半島への侵略責任を直視する。そして、米帝への反撃だ!弾道ミサイルは日本海側ではなく、太平洋側に配備し、米帝本土に仕返しの核攻撃すべきである。要するに、どれだけ見かけが勇ましくとも、稲田や有本は右翼でも保守でも愛国者でもなんでもない。米帝のクソ奴隷、売国奴、国賊である。
しかし、悲しいかな、そういう私も米帝の奴隷でしかない。まさに絶望だ。というわけで、飲むしかない!
皆様、サイトウマサミツ展開催中(29日まで)です。お待ちしてまーす!
尚、森綾さんの処女短編集も引き続き販売しております。
10/10(月)
昼過ぎ、新橋から東海道本線で茅ヶ崎に向かった。グリーン車に乗り、ビールを呑みながら窓の外を眺めた。品川駅を過ぎたあたりから目前にマンション群が迫ってきた。大小の低層マンションが延々と続く。こんなに沢山人が住んでいるのか。ならば、部屋の数だけSEXがある。通り過ぎていく無数のマンションの部屋で、さまざまなSEXが展開されているに違いない。新婚夫婦、熟年夫婦、不倫カップル、スワッピング、監禁、近親相姦、デリヘル、回春マッサージなーんて妄想を逞しくしていたら、あっという間に茅ヶ崎に着いた!ところで、海と無縁、アンチアウトドアの私がなぜ茅ヶ崎か。六本木時代、お世話になった高畠さんが写真と音楽をテーマにBARを開店されたからである。店内の壁には有名写真家の作品が並び、奥にはレコードとDJブースまであった。キースジャレットのレコードをかけていただき、マッカランをがぶがぶ呑んで、一時間ほどでお暇した。素敵なお店でした。
皆様、茅ヶ崎やその近辺にいらした際はぜひBAR五月野さんに!!
〒253-0056 神奈川県茅ヶ崎市共恵1丁目6−22(サザン通り)
070-1212-3410
営業時間平日 17時から0時
土日祝15時から0時
今のところ不定休
山崎文庫は本日も営業しております。サイトウマサミツさんの個展開催中。尚、引き続き森綾さんの処女短編集も販売中です。お待ちしてまーす。
10/24(月)
本土左翼、リベラルは本土を実質的には米帝に占領されている現実を棚上げして、沖縄の住民にだけ反米運動を担わさせようとする。とっくの昔に金で魂を売り尽くした、米帝奴隷の本土人(右も左も)が己の屈辱を沖縄の住民に転化して、おいお前ら覚醒せよ、命懸けで抵抗せよ!と。ちゃんちゃらおかしい。他人のふんどしで相撲取るとはこのことだ。他方で、ひろゆきら基地反対運動をヘラヘラ嘲笑う者(己を嘲笑うのと同じ)らは、奴隷の自覚すら喪失し、微塵の屈辱も感じ得ないほど米帝イデオロギーに汚染された下衆である。あまりにも憐れな米帝奴隷同士の内ゲバではないか。まさに絶望的である。というわけで、今夜も呑むしかない!
皆様、サイトウマサミツ展、今週土曜日までとなりました。ぜひお運びください。お待ちしておりまーす。
尚、サイトウさんのスケッチ集、森綾さんの処女短編集も引き続き販売しております。
10/25(火)
鶯谷といえば鶯谷園かほぼデリヘル専用ラブホ群しか知らない。しかし、今日はインスタで気になった、老舗とんかつ屋とん平へ。はやく着きすぎたので、小汚いラブホ街をうろついた。すると、頭巾を被った一人の老婆が近寄ってくるではないか。痩せこけた老婆は、か細い声で、お兄さん、お時間ありますか?と言った。その後、暫し沈黙が流れた。老婆は決して若い女を紹介しようと言うのではない。己自身を売りに来ていたのである‼️高齢者の立ちんぼに人生で初めて遭遇した。慌てた私は、こんにちは、とだけ言ってそそくさとその場を後にした。思えば、ポンコツ新聞日刊ゲンダイには七十代八十代専門を謳うデリヘルの三行広告が並んでいる。この世には、母親や祖母くらいの女性に癒しを求める男が少なからずいるのだろう。マクロン仏大統領だってそうではないか。まあ他人の性癖をゴタゴタ言うべきではない!なーんて思いながらとん平に入った。
名物テッパン肉焼(タバスコ、酒、醤油だけで味付けした豚ロース焼肉)にヒレカツ、カキフライ2個。3代目主人(私の一つ下四十七歳)と立ちんぼの話をしながら大いに呑んで食べた!大満足であった。また行きたいお店である。
鶯谷 とん平
台東区根岸1丁目2−20
03-3873-5834
営業時間
昼11:30〜14:00
夜18:00〜21:30ぐらいまで
日祝定休
皆様、サイトウマサミツ展、今週土曜日までです。ぜひお運びください。お待ちしておりまーす。
尚、サイトウさんのスケッチ集、森綾さんの処女短編集も引き続き販売致しております。
10/31(月)
今日、高齢者でも若々しく見える、年齢不詳の男女が増えた。若返りイデオロギーが蔓延した。若いこと、痩せていること、鍛えていることが至上価値と見なされる。皆、健康食品やサプリ摂取、最先端医療、美容整形に狂奔している。しかし、そんな風潮に反逆しているかつての大スターがいる。沢田研二である。彼は人気絶頂期、眩いばかりの美しさを誇った。しかし、中高年になり、激烈に老け、肥大化した。人間は年相応に劣化して、廃れて、消えていけばいいのだ、と言わんばかりである。商業主義に踊らされ、若返ろうと躍起になる高齢者たちに逆行している。老いに抵抗せず、尚且つ卑下しない!実に潔いではないか。
そんな沢田研二の若い頃を横木さんが撮影していた。今回、その一部を展示してもらうことになった!
本日、10月31日月曜から12月3日土曜まで。
皆様、ぜひご覧ください。お待ちしております。尚引き続き、森綾さんの処女短編集も販売しております。
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