編集Sの日誌 2020年8月

8/1(土)
Facebookに2017年7月28日に投稿した文章の転載。これ自体がTwitterからの転載でもあるのだが。


【酔っ払いツイートのまとめ】
 リマスター盤だろうとオリジナル盤だろうと、既に持ってる作品を別バージョンで買い直すことは基本的にしない。よしんば買ったとしても、最初に出会った音源のイメージを一生引き摺って生きる。
 ジャケットに関しては別。やはりオリジナルのものが良い。再発に際してジャケットが差し替えられていると、購買意欲は減退する。俺の場合。所有している盤が差し替えジャケだと分かると、買い直すこともある。
 これも個人的な趣味だが、フルアルバムで最も美しい収録時間は30~40分くらいと感じる。知り合いのオーディオキチガイなおじさんは、LPの収録時間で音質が守られるのはそのくらいだと言っていた。
 CDでも、ボーナストラック含めて60分を超えるようなのはやっぱりキツい。人間の集中力の持続可能な時間は45分くらいなんだそうな。
 音源との出逢いも一期一会だ。大御所の、世間的には駄作/迷作とされているような作品を、近所の中古屋でたまたま見つけて知らずに買う。それを勤勉な精神で聴き続け、ついにはそのバンドといえばその作品、というくらいに自分の中でイメージを形成する。
 そういう極私的体験から来る語りの方が、所謂評論家の客観的なレビューよりも感動を誘うことがしばしばある。
 今はネットが発達しているから、知らん作品でも検索すれば企業のサイトなりWikiなりまとめサイトなりがすぐヒットする。それゆえ、既に用意された地図の中に作品を位置付けることは誰にでもたやすい。
 客観性・論理性が担保された「外」の宇宙もいいだろう。でも、そんなこととは関係なく矛盾だらけに体系付けられた「内なる」宇宙の中に人の魂は生きている。これを涵養していくことこそ肝要。

3年前に書いたものですが、今でも考えはあまり変わらない。
これの後半に書いている事柄は、私がつくるディスクガイド本にも通底している精神です。

ところで昨日、市販のリーフサラダをシーザーサラダ風にして食べることにハマっている妻から、「クルトン買ってきて」とのオーダーを受けた。
生まれて初めてのオーダー内容に戸惑いながらスーパーで見当をつけて探すも、まったく見つからない。
店員さんに訊いたら、ドレッシングコーナーと缶詰コーナーの間にひっそりと陳列してある場所を教えてくれた。
なるほど、サラダの仲間ということか。
私はてっきり麩とかの仲間かと思い、ずっと乾物コーナーをうろうろしていたのです。

8/2(日)
晩酌のつまみ、家にあるものを食べようと何も買わずに帰ったら、娘が食べ残したじゃがりことバナナと蒸しパンを食べることになった。
じゃがりこはともかく、バナナと蒸しパンはビールのお供として最低! 全部炭水化物だし甘いし……。

8/4(火)
スーパーファミコンソフト「デモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編」(CAPCOM)という横スクロールのアクションゲームでは、こちらの攻撃を敵に当てると、ダメージが蓄積したという印に敵がだんだん赤くなります。
この演出と、我が家のベランダでだんだん赤みを帯びてくるトマトが似ているなぁ、とくに、地下の面に登場する目玉が集合したボスによく似ているなぁと思い、FacebookやTwitterで共感を求めたが誰からも得られなかった。Iron Thumbのイタさんはコメントしてくれた。
「デモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編」、本家の「魔界村」ほど有名じゃありませんが、スーファミにしてドット絵の粋を尽くした超美麗なグラフィックと骨のある難易度が魅力の、名作ですよ。「魔界村」シリーズとは異なる徹底してダークな世界観が良いんだ。

8/6(木)
人気記事のランキング、毎月やる必要はないかな。そもそも記事数が少ないし、記事一覧がランキング記事ばかりになるのも見苦しい。
先日の2020年上半期のランキングでは芳賀さんの記事が1位となり、SNSでシェアしたら反応が良かった。
これからは半期に1回、1年に1回、というペースでいいや。

8/10(月)
「働きたくない」「仕事だるい」「会社嫌い」。
気持ちはわかるが、フリーランスになるなり独立開業することをできるだけ具体的に、強烈にイメージしてから、これらの発言が適切だったか自身に問い直したほうがいい。
サラリーマンが仕事をできるのは会社から仕事をもらっているからで、仕事が成功するのはおおかた会社の看板や信用のおかげである。言うまでもなく給料は会社から出ている。
そこを単なる意識レベルではなく知識として理解すれば、「働けてありがたい」「仕事やりたい」「会社大好き」となるはずだ。
労働者の権利は守られるべきだが、親鳥から餌をもらうのを口開けてピーチクパーチク待ってるだけの雛鳥や寄生虫みたいな奴が多いのも事実。天に唾するような発言をしている者の行く末は暗いと思うね。

8/13(木)
今は幼稚園が再開したけど、テレワークしながら自宅保育する日々は今思い返してもきつかった。
日中は業務効率が半分くらいになるから、普段の半分くらいの成果で良しとするか、子どもが寝た後の時間を利用して普段の1.5倍くらい働くか。
私は後者を選んでいたけど、ストレスが半端ではないので誰にでも長く続けられる生活ではない。
テレワーク&自宅保育の人のノルマは7掛け以下にするなどの配慮をしてあげてほしい。

8/15(土)
今日は、取材の下見と称して(特殊)書店巡り。
私が思春期の頃に単行本を出していたエロ漫画家は確実に私より年上だと思うのだが、私がエロコンテンツそのものへの欲求の衰えを少々感じるようになった今もなお、そうした先生方がギンギンにエロエロの新作を出していたりするのを見ると、私も負けていられないなあと思うのです。
何をもって勝ち負けとするのかはよくわかりませんが。

小室さんが提供した乃木坂46の新曲「Route 246」、素晴らしい。
globeの「Feel Like Dance」に酷似してると突っ込まれてるが、むしろもっとやってほしい。
「ウォウウォウウォウウォウ」というコーラスも90年代的でオッサンのハートをくすぐる。
早くアルバムにならないかな〜。これだから人生はタノチイネ。
ちなみに、たまにアルバムに入らないシングル曲があるが、私はシングルをあまり買わないタイプなので、アルバムに入らないと決まっているなら事前に教えてほしい。

8/21(金)
妻がNetflixで韓流ドラマを観るのにハマっており、私にも薦めようと、韓国の女性と北朝鮮の男性のラブストーリーについてひたすら解説してくるんですよ。
しかし、この忙しいのにドラマを観るなんてルーティンを増やすことはできないし、なにより南北朝鮮の男女の断絶と似た現象が私の顔面に対して起きているのに、これ以上のトラブルは御免だと、私は妻にハッキリ伝えたんですよ。
顎関節症ですよ! 
もともと顎がカクカクしがちなんですが、安くて筋の多い肉やゴワゴワした太麺のラーメン(二郎系とか)を食べるとてきめん、翌日から数日間は上の歯と下の歯の間が2cmくらいしか開かなくなり、咀嚼時には顎がカックンカックン、今にも上顎と下顎がオサラバしそうなんで、手で顎を支えながら食事をしなきゃならん体たらくですよ。
ドラマを観て涙する妻の横で、私は自分の顎の悲劇について解説してあげたんですが、まったく興味をもってもらえませんでしたよ。
先月、この症状がひどくなって冷麦すら食べられない状態になり、歯医者に駆け込んだんですよ。
レントゲンを撮られ、下顎の付け根が上顎にしっかり収まっていないと解説され、手で下顎を上顎に無理やりハメ込んでもらいましたよ。
それでしばらくはよくなっていたんですが、また悪化してきたんですよ。なので、そろそろマウスピースを作ろうと思っています。

8/24(月)
今日は俺にとって記念すべき日だ。
今日、急遽思い立ち、総合格闘技のジムで無料体験トレーニングを受け、そのまま入会してきた。
空手をやっていたのが中学2年生頃までだから、実に20年ぶりの格闘技である。

8/26(水)
9カ月ぶりに目の周りを塗ってみた。

このままコンビニ行こうとしたら妻に止められ、娘も泣くのですぐに落とした。