7/2(木)
ここ1カ月ほどで花月嵐のラーメンを2回食べたら、2回とも翌日腹を下した。
もうああいうジャンキーラーメンは控えたほうが良い身体なんだな。それに加えて、どんな腹具合だろうと毎晩寝る前にビールを飲むのがいけない。
今朝方など、屁をこきたくなったので思い切りイキんだらパンツの中が大惨事になってもーた。取材中じゃなくて本当に良かった。
のりピーゲリピーよろピくねー、ということだ。
7/3(金)
拙著『Vintage and Evil』(発行=オルタナパブリッシング、発売=星雲社)の「あとがき」で、あるウェブサイトのことを「相互リンクが複雑怪奇に張り巡らされ、全容を把握することが極めて困難」「まるで、男の肥大した性欲とフェティシズムが、パンストやらスカトロやら猟奇やらにとびひする中で本人の内的な体系付けとは裏腹に傍目には無秩序な印象を与えるのとよく似た、混沌の一大世界」と書いた。
まぁそのサイトに限らず、インターネットが普及し始めて個人ホームページが流行っていた2000年前後くらいには、そのようなウェブサイトが多かった。
この「Tranquilized Magazine」もそんな風にしたいんだよね。
7/5(日)
このライブの、中島みゆきが登場するところは何度見ても鳥肌。
凛とした色気が凄まじい。
こんなファム・ファタールが現れたらと思うと恐ろしい!
7/9(木)
『ホスト万葉集』(発行=短歌研究社、発売=講談社)
面白かった。
詠み手の1人である手塚マキ氏は、歌舞伎町のホストクラブなどを経営しているSmappa! Groupの代表で、以前取材しようと思ったら店が移転休業中で断念した書店・歌舞伎町ブックセンターもここが経営しているんだよな。
コロナ自粛中に詠まれた歌も収録されており、タイムリー。
夜食に納豆ごはん。
刻みネギ、七味、ゴマ油、ラー油、海苔をトッピングして、とことんジャンクな味わいに。頂きます!
7/18(土)
MR BIG「SEPPUKU」
あまり有名じゃないほうのミスタービッグの作品のなかでも、輪をかけて有名じゃない3rd(78年録音、01年発売)。
残念すぎるジャケットとタイトルからまったく期待せずに聴いたら、予想以上にというか、普通に高品質なメロディアスハード。キラキラのオケにはときめきを感じるほど。
こういうことがあるから、音源漁りはやめられない。
7/19(日)
「ジョジョ」ファンならすぐに了解できるだろうし、そうでなければいくら言葉を尽くしても伝わらないであろうことを書く。
荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」(集英社)の第2部で、主人公のジョセフと兄弟子のシーザーが「波紋法」の修行中、師匠から深い穴に落とされて油でぬめる壁を素手で登るという試練を課される場面がある。
「くっつく波紋」を手から放出し、壁をよじ登っていくわけだが、ここでジョセフが「感覚的には手の平をベタッとくっつけたほうが登りやすそうだが、奇妙なことに指先だけをくっつけたほうが(波紋の力が伝わりやすくなるため)登りやすい」という趣旨の発言をする。
これとよく似た現象を、私は日常生活において1つだけ発見した。
それは、歯磨きだ。
感覚的には、ブラシを歯に押し当ててゴシゴシと磨いたほうが汚れが落ちやすそうだが、実はそうではない。
ブラシを歯に押し当てると毛がたわみ、汚れを取り除いてくれる毛先があさっての方向を向いてしまうからだ。
奇妙なことに、毛先を歯にそっと触れさせるだけでブラシを持つ手にはほとんど反発がかからないくらいの力で磨くほうが、まっすぐに伸びた毛先が歯の表面を擦ってくれるため、汚れがよく落ちるのだ。
私は過去10年間くらいの歯科検診で、3回くらい「理想的な磨き方をしていますね」と褒められたことがあるから、たぶん間違いないのだ。
「病み上がりには牛肉」と梵天レコードの加藤が書いていたので、今日の夕飯は焼肉定食風にしてみた。写ってないが大根の葉と豆腐の味噌汁つき。
肉の並べ方が松屋みたいになっちゃったな。でも、松屋の肉より分厚いぞ。
確かに肉を噛みしめるとテンションが上がるな。
実は先週末、ちょっと寝込んでいたんですよ。
その模様はこちら。
7/23(木)
SNSで育児中のママである知人が、「将来は息子と待ち合わせて買い物行ったりバルで飲んだりするのが夢」的なことを書いていました。美しい夢ですが、思春期に母親と待ち合わせて買い物したり、ご飯を食べに行くような息子はあまりいません! そこを同級生に見られたら「死」ですから……。息子が成人してからなら、可能性があるかもしれませんね。
しかし、娘と父親が待ち合わせて買い物したりご飯を食べに行くようなことは、息子と母親以上に可能性が薄そうですね。
7/30(木)
しかし加藤の日誌、いつまでタイトルに「(仮)」がついてんだろ。
7/31(金)
最近、市販のリーフサラダをシーザーサラダ風にして食べることにハマっている妻から、「クルトン買ってきて」とのオーダーを受けた。
生まれて初めてのオーダー内容に戸惑いながらスーパーで見当をつけて探すも、まったく見つからない。
店員さんに訊いたら、ドレッシングコーナーと缶詰コーナーの間にひっそりと陳列してある場所を教えてくれた。
なるほど、サラダの仲間ということか。
私はてっきり麩とかの仲間かと思い、ずっと乾物コーナーをうろうろしていたのです。
それはさておき、私の日誌のタイトルを「編集Sの日誌」と変えてみた。傍からみたら、加藤の日誌とどっちがどっちやらわからんだろうと思ったから。そして、近日中(早ければ本日にも)に新たな「日誌」シリーズをスタートさせる予定だからだ。お楽しみに。
■先月
■次月
2 thoughts on “『ホスト万葉集』(発行=短歌研究社、発売=講談社) 面白かった。編集Sの日誌 2020年7月”
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