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その37-山口百恵「パールカラーにゆれて」(1976)
結局、半ばルーティンのエクササイズ化しているこのコーナーを、今年も細々と継続することにした。
取り扱う音源について、たまに「ヘヴィメタルじゃねえじゃん」とか言われるのですが、このコーナーの趣旨は「ヘヴィメタルを紹介するもの」というよりは、10代からヘヴィメタルにどっぷり漬かったせいでどうしても感性が良くも悪くもヘヴィメタル的な方向に寄ってしまっている私が、(大体)金曜夜に色々なCDを車で聴いては、私の中にあるヘヴィメタル的感性をもってアレコレ言うものとして再定義したい。言ってしまえば、「金曜夜のヘヴィメタル」とは私自身のことなのであります。
その37-山口百恵「パールカラーにゆれて」(1976)

10枚目のアルバム。
黄金期の百恵ちゃんは、メイン・ソングライターの1人がダウン・タウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童氏であるという点をとっても正しくロックンロール・アイドルであり、私が日々探究してはNightwingsを通じてアウトプットする我がロックンロール道のなかでも最重要アーティストの1人に挙げられる。
まあこのアルバムに関しては宇崎度は低めではあるが、佐瀬寿一氏の手による標題曲をはじめ、しなやかで爽やかな彼女のもう一面の魅力が溢れた名盤といっていいだろう。
しかし、本作の時点で百恵ちゃん17歳とは! 信じられない色気である。同じアイドルという言葉で言い表されはしても、後世のキャピキャピ/萌え萌えキュンキュン(恥)したものとはジャンルが、アーティストとしての種類が、まったく違うと言わざるをえない。ただこの唇は石原さとみ氏に受け継がれているなあ(カ?)。
ちなみに本作をかけているとき、私は静岡・清水市を車で走っていた(夜ではなかった)。旅先の海沿いの街で聴く百恵ちゃんがまた旅情を運んできて良いのだけど、そういえば清水市を舞台とした「ちびまる子ちゃん」にもしばしば百恵ちゃんが出てきたなあと、ちょっとしたシンクロニシティを感じていたのであった。(1月2日)



