1.Man’s Best Friend 04:56
2.Messiah 04:28
3.It’s All Over 04:58
4.Witching Hour 04:12
5.Fistful of Pills 01:48
6.Tomorrow Never Comes 07:11
7.Gates of Eden 03:39
8.Let’s Get Lost 04:40
9.The Cry of a Tortured World 07:12
Total:43:04
Line Up:
Eddie Glass (Vocals, Guitars, ex-FU MANCHU, ex-OLIVETOWN), Tom Davies (Bass, Vocals), Michael Amster (Drums, ex-ABRAMS)
Label:Heavy Psych Sounds
元FU MANCHUのEddie Glass (Vocals, Guitars)率いる米カリフォルニアのサイケ/ストーナー・トリオ。フル・アルバムとしては”Apollo”(2006)以来13年ぶり、5枚目のアルバム。
開幕からいきなりルシフェルを讃えるイーヴルな#1、ドゥーミィにうねる#2、DIAMOND HEAD – “Am I Evil?”風のイントロで始まるシングル曲#4など、前半はミッド〜スローテンポのプロト・メタルが占める。後半に入るとサーフロック風の#5、スパニッシュギターの使用が印象的なドラマティックな#6、陽性のサイケデリック・ブルース#7や、Tom Davies (Bass, Vocals)のしゃがれた歌声も顔を出す。前半のダークな曲調が目立つもののそれほど重苦しくもなく、過剰にフィジカルに訴えてくるような力みも、酩酊に沈みこむこともない地に足のついた作風は、これぞNEBULA。「音源制作とツアーのサイクルに疲れた」と活動を停止していた彼らの復活作が、彼らの地道な活動から生まれたNEBULA(とその周辺バンド達)チルドレンとも言えるバンド、BLACK RAINBOWSのメンバー主宰のイタリアのHeavy Psych Soundsからリリースなのが、ちょっと胸熱。