MAMMOTH WEED WIZARD BASTARD

 
mammothweedwizardbastardY Proffwyd Dwyll  1024x1024 - MAMMOTH WEED WIZARD BASTARD
“Y Proffwyd Dwyll”(2016)

1.Valmasque 09:40  
2.Y Proffwyd Dwyll 08:49
3.Gallego 05:22
4.Testudo 08:06
5.Osirian 09:25
6.Cithuula 06:48
Total:48:10     

Line Up:
Jessica Ball (Bass, Vocals), James ‘Carrat’ Carrington (Drums), Wez Leon (Guitars, Effects), Paul Michael ‘Dave’ Davies (Guitars, Effects), Pete Edwards (Bass)
Label:New Heavy Sounds

2014年に(((Mother of Six)))なるバンドのメンバーらによって結成された英国ノースウェールズのツイン・ギター&ツイン・ベース5人組による2nd。アルバム・タイトルはウェールズ語で「偽預言者」の意。曲名もウェールズ語で統一されている…のに、ヤケのヤンパチみたいなバンド名はどうにかならなかったのか…。馬鹿丸出しストーナーロックなどではなく、ファジーな重低音鈍足リフと、空間を歪めるように渦を巻くムーグやシンセが織り成すコズミックサイケドゥーム。紅一点Jessica Ballのヴォーカルはシューゲイザー、インディーロック風の透明感のある爽やかな歌声で、なんとも異質なのだがクセになる。個人的にはRose Kempがゲスト参加したUFOMAMMUTの“Ammonia”(“Idolum”収録)を思い出した。中間でチェロを使用したドラマティックな2、不気味なキーボードをフィーチュアした5、最近のDEFTONESをドゥーム化したような6など単調に陥らない多彩さと“いなたい”音像が首尾良くハマっている。傑作。