出版社・パブリブは4月、書籍『スウェディッシュ・デスメタル』(ダニエル・エーケロート著、藤本淳史訳)を発売する。
同書の原書は2006年、スウェーデンで刊行。自身もInsisionやDellamorteなどのバンドで活動してきたエーケロート氏が、同国のデスメタルの歴史を綴ったもの。詳細な記録に加え、写真資料、フライヤー、ファンジンなどを大量に掲載した。
刊行当時はオールドスクール・デスメタルのリバイバルに大きな影響を与え、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランドなどで各国語版が出版されるなど、長く広く読み継がれている名著である。
邦訳にあたったのは、拓殖大学英米語学科の藤本淳史教授。同氏は90年代にファンジン「No Deception ‘zine」を主宰し、英語で外国人読者に欧米のデスメタルを紹介していた。
日本語版には、レコードショップ・はるまげ堂の店主で音楽レーベル・Obliteration Recordsを主宰、自身もバンド・Butcher ABCで活動する関根成年氏のコメントを収録した。
巻末には42万字におよぶ、スウェーデンのデスメタル・バンドおよびファンジンのデータベースを収載。
全544ページ。本体3200円。4月10日頃店着予定。
私もかつて、勉強のために英語版を読んだことがあります。家で少しずつ読み進めるだけではいっこうに読了できそうにないので、カバンに入れて仕事の行き帰りに頑張って読んでましたよ! いや~、あれは重かったし、満員電車のなかで迷惑だっただろうな。
今回、待望の日本語版の登場です!
詳細はこちら。
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